ゴルフ会員権の譲渡所得とは何か

ゴルフ会員権は会員制のゴルフ場が会員になる権利を販売して、会員に様々な特典を用意してプレーを楽しんでもらう為のものです。会員になると優先的に予約出来ることもあり、ゴルフが好きで数多くプレーしたいと考える人にはピッタリの制度です。ゴルフ会員権といえばバブル全盛期にはかなりの高額での売買が頻繁に行われていたり、会員権を持つこと自体がステータスとなっていた時代もありましたが今は価格もだいぶ落ち着いてしています。それでも高い会員権利価格を設定している老舗のゴルフ場などは人気があり、資産として売買することも出来ます。

家や自動車と同じようにローンを組むことも出来て、プレーを楽しみながら返済を行うという人も多くいます。ゴルフをやらなくなってしまった場合にはゴルフ会員権を譲渡することも出来ますが、発生する所得を譲渡所得と呼びます。譲渡によって50万円以上の利益が出た場合には、翌年の2月16日から3月15日までの間に自分が住んでいるエリアの税務署で確定申告書を提出する必要があります。50万円以下の場合には特別控除がある為、確定申告の必要はないです。

課税額を算出するには、短期譲渡と長期譲渡のどちらかで算出を行います。逆に損失が出た場合に確定申告の必要はなく、所得税の還付も受けられなくなっています。詳しい計算方法が分からないという人は、数字を当てはめるだけで計算をしてくれるWEBサイトがあります。分かりやすく簡単に計算をしたいという人は、そのような便利なサービスを利用して調べてみてはどうですか。